ムサニの第一線から学ぶチャンスをもらう・任せるということ
この記事は SHIROBAKO Advent Calendat 2017 5日目の記事です。
こんにちわ、のほほん(@nonchalant0303)です。去年に引き続き5日目を書きます!
はじめに
この記事を書こうと思ったのは、SHIROBAKOの13, 16話の『第三飛行少女隊』のキャラデに関わる話を見返したときでした。『えくそだすっ!』でキャラデをした小笠原さんが『第三飛行少女隊』のキャラデを井口さんに任せて、井口さんは未経験ながらもキャラデを進めていくというものです。自分もちょうど仕事で新しいサービスをリリースするときに一部プラットフォームのリードエンジニアを任されて、自分もリード未経験でしたが何とかサービスをリリースできた経験を思い出したため、この主題で書いてみたくなりました。
ちなみに『ムサニの第一線』とは12話で杉江さんに協力を申し出た小笠原さんと井口さんに大した言った遠藤さんのセリフです。
チャンスをもらうということ
井口さんはキャラデの話をもらったときの驚いた顔のシーンです。その後、井口さんは小笠原さん話を聞いて依頼を受けます。このシーンがすごい印象に残っています。自分も同じチームの経験豊富なエンジニアからリードを任せたいと言われときに、井口さんと同じ反応をした記憶があります。その後に言ったことも同じニュアンスでした。
「〇〇さんがいるのになぜ自分なんですか?」
自信がないながらもチャンスをもらえるならと自分もリードの仕事を受けるのですが、井口さんのように最初の基礎設計(プログラミングにおけるキャラデのようなもの?)で色々と悩んだ記憶があります。井口さんの気持ちとは違うと思いますが、自分の気持ちとしては
「仕事が任せられた」→「期待されている」→「期待に応えたい」→「うまくやりたい(失敗したくない)」
のような今思うとダメな気持ちになっていた気がします。その後、進捗を聞かれても作りかけのものを見せたくなくて「まだ考えている最中なのでもう少し待ってください」と言ってしまい、なかなか成果物が出せませんでした。少し状況は違いますが、みゃーもりが井口さんにキャラデの進捗を聞いたときにひたすらに「ごめん」と言っているシーンが印象的でした。このときの井口さんも言っていますが、自分も何が正しいか分からないという気持ちでした。今考えると早く相談したほうが全体のために良かったなと思っています。
チャンスを任せるということ
小笠原さんが監督とナベPに井口さんのサポートが足りないと言ったシーンです。小笠原さんは井口さんを推薦したときに「微力ながらサポートします」と言ったように、チャンスを任せるということはその仕事を任せっぱなしにするわけではなくて、任せたという責任が発生すると思います。しかし、上でも書きましたがチャンスをもらう側は全部やらねばと思ってしまうことがある気がします。ただ、小笠原さんが井口さんに言ったように誰もが過去に失敗や苦労した経験があるということです(そう信じたい)。その事実をつい忘れてしまい完璧にこだわってしまい悩んでしまいます。そのギャップを埋めるために、小笠原さんは悩んでいる井口さんを見つつも必要なタイミングでしっかりとサポートできるのは素直にすごいなと感じました。
自分はまだ大きなチャンスを人に任せた経験がないのですが、小笠原さんのようなチャンスの任せ方をしたいと思います。
まとめ
自分なりにチャンスをもらう・任せるということについて考えてみました。井口さんと小笠原さんの話をもっと書きたいと思ったいたのですが、だいたいは自分の話になってしまいました...すみません。SHIROBAKOはリアルすぎてついつい自分のことを考えて見てしまいます。そういうSHIROBAKOが自分は大好きです。
チャンスをもらう・任せるということで、22話の井口さんが推薦してえまっちが作監を受けるかどうか悩んでいるときに杉江さんと井口さんがアドバイスをしているシーンを見るとジーンとします。ぜひ見直して見てください!